肌荒れになると化粧のノリも悪くなり、ゆくゆくは黒ずみなどのさまざまなトラブルの原因に繋がってしまうため憂鬱になってしまいます。
かゆみがあれば我慢できずにかいてしまい、皮膚が赤くなったり湿疹が出てしまって肌の乾燥が進んでまた肌荒れになってしまうということ悪循環になることもあります。
かゆみを伴う肌荒れの原因
肌荒れとは、肌のバリア機能が低下することで皮膚表面がささくれ立って潤いや弾力がなくなってしまった状態です。
皮脂の分泌量の減少や新陳代謝の乱れによって皮脂膜が薄くなることで、天然保湿因子や細胞間脂質が減少することで素分の保持機能が低下してしまうことで起こります。
バリア機能が低下することによって皮膚が外側からの刺激を受けやすくなりかゆみや炎症、ニキビなどの肌トラブルが起きやすくなります。
悪化させてしまう習慣と改善
肌荒れの原因はさまざまで、不規則な生活や乱れた食生活、ストレスや自分に合わないスキンケア用品を使っていることなどがあげられます。
肌のバリア機能を保つためには、きちんと規則正しい生活をして睡眠時間を取るようにし、栄養バランスの整った食事をしていくほか、ストレスはなるべく発散素料にしたり、洗顔するときには肌に負担をかけないようにしていくことも大切です。
スキンケア用品を使うときには、自分の肌にあった物を使うということを前提にしながら、クレンジングは肌に負担をかからないものを使い、保湿ケアする時も保湿力の高いものを使うなどの工夫がおすすめです。
スキンケア方法について
肌荒れした時の具体的なスキンケア方法としては、肌が荒れていると皮膚が薄くなっている状態ですので、肌の潤いをキープして皮膚の自己再生力を促すことが必要となります。
そのため、化粧品を見直しすることが良いとされています。
洗顔料は合成界面活性剤の入っていない無添加の固形石鹸を使用して、ぬるま湯で優しく洗っていきます。
化粧水や乳液はセラミドやコラーゲンなどの保湿力の高い成分が入っているものがおすすめです。とくにセラミドは角質層で水分を保持する機能とバリア機能が高いため敏感な肌になっている人にも効果的です。
肌の潤いを保つことによって正常なターンオーバーを促していくことが改善に繋がります。
これらを使ってもすぐに治ることはないため、毎日継続してケアしていくことが重要です。
ケアをしても治らないという場合には、皮膚科を受診するのも良いとされています。症状に応じて施術や薬を処方してもらうことができます。