膝裏のかゆみの原因として考えられるのは、アトピー性皮膚炎、あせもや湿疹、下肢静脈瘤、蕁麻疹、汗荒れなどです。

アトピー性皮膚炎はアレルギー体質や皮膚バリア機能が弱い場合に起こりやすい病気で、症状は湿疹やかゆみの症状があります。
アトピー性皮膚炎の症状はよくなってもぶり返すなど、なかなか治らない特徴もあります。

特に乾燥しやすい冬は肌バリア機能が弱くなるため症状は出やすいです。
強いかゆみがあるとひっかいてしまい、さらに症状が悪化しやすくなってしまいます。

膝裏はあせもや湿疹ができやすい部位です

湿疹やあせもが原因となる場合もあります。
あせもは汗が原因で起こり赤いブツブツが出ます。
湿疹は汗以外にも刺激などによっても起こります。

下肢静脈瘤はかゆみの他に膝の裏や足にミミズ腫れにようなものがあらわれます。
足にある静脈に血液が溜まる病気で、女性に多くみられる病気です。
長期間放置すると下腿色素沈着や潰瘍形成など重要な病気に繋がる可能性があります。
下肢静脈瘤が疑われる場合には病院を受診して検査を行なうことが必要です。

少しの時間赤みや痒みがありその後に消える場合は蕁麻疹の可能性があります。
刺激物が触れることで皮膚の炎症を起こす現象で、食べ物、汗、虫などの刺激でひきおこされることがあります。

汗荒れはあせもと似ていますが、汗あれば洗い過ぎても汗をはじくバリア機能が低下してしまうため、炎症を広げる原因となるため、清潔にした後保湿クリームでバリア機能を回復させることが必要です。

治療法について

6--19

膝裏がかゆくなった場合の治療法には、ステロイド剤などの塗り薬を塗ることです。
市販でも購入できますが、症状にあったものを使用しないと悪化する可能性もあるため、医師に処方してもらうことが良い選択です。

また保湿も大切です。
肌のバリア機能を回復させるためにもワセリンやベビーオイルなど肌に優しいものを使用して保湿します。

膝裏のかゆみ対策

膝裏に痒みがある場合、ひっかいてしまい酷くなると膝の裏が黒ずむ原因にもなります。
対策には汗をかいたらすぐに拭いたり、保湿を膝だけでなく体全体に行ないます。

膝を曲げる時間をなるべく少なくすることです。
膝を曲げることで汗をかいて肌を刺激することに繋がります。
なるべく膝を伸ばします。

歩くことも良い改善方法です。
歩くことで足の血行がよくない、足の周辺に蓄積していた老廃物や毒素などを流すことができます。
またゆったりとした服装にすることを心がけます
洋服が膝の裏に触れて刺激となり痒みに繋がるため、スカートなど膝の裏に直接布がふれないタイプを着用します。