乳の色で悩んでいる人もいるかもしれませんが、この部分が黒ずんでしまうのはメラニンが色素沈着を起こしやすいためです。
メラニンは紫外線や外的刺激から皮膚を守るために作られるものであり、乳首などのデリケートな部分ほどメラニンが活発に作られるということです。
メラニンの生成が増えてしまう理由としては、加齢やホルモンバランスの変化、授乳、アトピー性皮膚炎などの原因が考えられます。

黒ずみの原因について

肌のターンオーバーが衰えることにより、古い角質細胞と一緒にメラニン色素が残ってしまいます。
しかし、高齢になるとメラニンの生成も衰えるため、色も薄くなっていきます。

また、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化も主な理由です。
人によって違いはありますが、妊娠4週あたりから乳首が敏感になり、色も少しずつ黒ずんでしまいます。

これはエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが原因であり、この2つはメラニン色素の色素細胞を刺激する作用があります。
妊娠20週くらいから女性ホルモンの分泌が増えてくるのですが、それによって肌のメラニン色素が増えるため、色素沈着による黒ずみが起こりやすくなるのです。

メラニン色素には肌を保護する働きがあるため、赤ちゃんの授乳に備えるために黒ずむとされていますし、赤ちゃんが見つけやすいように色素が沈着するとも言われています。

アトピー性皮膚炎も原因になる

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アトピー性皮膚炎で湿疹が頻繁に繰り返されることにより、色素沈着が起こって黒ずみとなってしまうこともあります。
美白成分を配合した乳液やクリームを使うことでセルフケアができるのですが、メラニンの生成を抑える働きのある成分が配合されている商品を選んでいくと良いでしょう。

また高い効果を期待したい場合、黒ずみ専用のクリームなどを使うのもおすすめです。
主な美白成分としては、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどがあります。

乳の黒ずみの治療

より確実に治療をしたいという場合、皮膚科などで治療を受けると良いでしょう。
皮膚科ではハイドロキノンなどを配合した塗り薬を処方してもらえますし、市販のものと成分が同じでもその配合量が違っているのでより高い効果を期待できます。

また、黒ずみがなかなか改善できない時には、レーザー治療を受けるのも良いでしょう。
レーザーによる治療はとても効果がありますが、リスクもあるので信頼できる皮膚科を選んでいくことが大切です。